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The Secrets IV by Ken Niinuma







こんにちは。

約、半年の歳月を経て完成した、A Study In Secrets最新作品集「The Secrets IV」をご紹介いたします。

本作品集「The Secrets Ⅳ」は、昨年12月から始まったA Study In Secretsの新企画「クリエイターズクラブ(通称「クリクラ」)の半年間の活動の集大成としてまとめたASIS合同作品集第三弾です。




「The Secrets II」や「The Secrets III」はダウンロード販売の形式をとってきましたが、今回の作品集「The Secrets Ⅳ」は、レクチャーノートの原点に帰り、B5サイズの奇麗な冊子として印刷致しました

更に、お手元に届いてから直ぐに楽しめるように、オプションで2つの作品『Final Cut』と『メゲラ』で使用するトリック・デックも付属したDX Editionをご用意いたしました。




あのクリエイターのデビュー作って○○だったんだ!

近い将来、「The Secrets」シリーズの作品がそのように話題になると私は確信しています。

今回の「IV」には、若手新鋭クリエイター二人の作品を含む、5作品を収録。どの作品も、核となる斬新なアイディアがあり、さらに細部まで丁寧に配慮された完成度の高い作品ばかりです。

「The Secrets IV」はPDF版ではありませんので、残念ながら制作部数に限りがございます(150部)。

新鋭クリエイター誕生の瞬間の目撃者となってください。



The Secrets Ⅳ収録作品は下記の通りです。







カード・マジックの原点である『カード当て』の現象を極限までシンプルにしようと考えた末に辿り着いたのが、この『Final Cut』です。

『カード当て』を突き詰めると、観客が「カードを引く」、「覚える」、「戻す」、「混ぜる」、「当てる」の5段階からなりますが、不要な部分を極力カットしたシンプルな流れ、シンプルだからこそ、とても不思議に見える、『Hermes Deck』をクリエイトしたDavid Yoshida氏の『巧妙な工夫』がここでも威力を発揮します。

『Final Cut』専用デック(ギミックセットに付属する専用デック)を用いることで、テクニックを必要とせずに、不思議なトリックを直ぐに演じることが可能となります。また、これまでの作品と同様に、応用範囲が広いため、自分好みの作品に活用することもでき、夢の広がりは留まることはないでしょう。




あなた(=マジシャン)は、観客にカードを1枚引いてもらいます。そして、そのカードを覚えてもらい、デックの好きなところに戻してもらいます。

あなたはデックを軽く混ぜ、観客にも同じようにして、好きなだけ混ぜてもらいます。そして、あなたは観客にカードが十分に混ざったことを再確認させます。

最後の仕上げは、あなたのFinal Cutです。あなたがデックをワン・カットすると、観客のカードが一番上から現れます。






The Secrets IIに続く、辻氏の投稿作品第2弾が『メゲラ』です。『メゲラ』は、観客の心理を巧みに利用した前作「The Fool」を上回る、心理的なミスディレクションの効いたカード・マジックです。

カードマニアが大好きなプロット「Any Card at Any Number」に果敢に挑戦し、①テクニック不要、②角度に強い、③準備が簡単、④記憶力不要、⑤心理的な負担がないという5つの難題を自らに課し、「Do As I Do」と組み合わせることで、これを見事に解決している力作です。

マジシャンがコントロールできない状況で、全ての現象が起こるこの『メゲラ』は、壮絶なインパクトを持つ「Any Card at Any Number」のユニークな解答の一つと言うことができるでしょう。



あなた(=マジシャン)と観客は、1枚ずつカードを選びます。 「その選んだカードは52枚中、何枚目にありますか?」観客にイメージしてもらい、あなたも観客と一緒に選んだカードについてイメージをし、お互いにその情報を書きとめておきます。

それぞれ選んだカードをデックに戻し、お互いよく混ぜてしまいます。そして、あなたが「選んだカード」と「イメージした枚数目」を観客に示し、1枚ずつ表向きにカードを配っていくと、その枚目からあなたのカードが現れます。

次に、カードを観客に混ぜてもらい、観客の「選んだカード」と「イメージした枚数目」を初めて確認してから、観客に1枚ずつ配っていくと、不思議なことに指定された枚数目から観客のカードが現れます。






第1期のクリエイターズクラブメンバーの一人、塚田氏は「簡単なマジックを披露したときの観客の喜び」をきっかけにマジックの世界に取り付かれた若手クリエイターです。

マニアックな目線、視点とはすこし違ったところから発想し、これまでに見たことのない世界をクリエイトしています。「誰にでも簡単にできて不思議であること」をモットーに自らが演じていたペット・トリックを更に改良し、今回の作品集に初投稿して下さいました。

『Face chaser』は、これまでにないプロットのメンタル系カード・マジックで、「即興、ノーセットアップ、簡単」というのがセールス・ポイントになっています。また、途中で観客にカードを混ぜてもらうという、「Project Shufflers」にもラインナップできるような手順構成になっています。

カード・マジック、メンタル・マジック、そして「観客を喜ばせることが大好き」な方には、もってこいの作品です。




二人の観客に一枚ずつカードを覚えてもらいます。

あなた(=マジシャン)は、「これからいくつかの山をつくりますので、ご自分のカードがどこにあるかよく見ておいてください。」と言ってから、カードを配っていきます。

そして一人目のカードは、観客の表情を読み取りながら、カードが入っている山を見つけていきます

さらに、山の中にある観客のカードも、観客の表情を読み取りながら当ててしまいます。

続けて二人目の観客のカードを当てますが、「次はもっと難しくしましょう。」と言って観客にシャッフルしてもらい、裏向きのままいくつかの山をつくります。

裏向きでは観客自身にも自分のカードのありかが分からないため、表情を読み取ることは出来ませんが、あなたは「実は、カードにも表情があるのです。あなたが選んだカードをしっかり思い浮かべる事で、カードが反応してくれるのです。」と言って・・・。

あなたは裏向きのまま一つの山を選び、さらにそれぞれのカードの表情を読み取って見事二人目のカードも当ててしまいます。





第1期のクリエイターズクラブメンバーの一人、石渡氏はマジックに出会ったときからマジックの創作をしてきたという変り種です。

一般的に、マジックに係わる人々は、「観る」、「秘密に興味を持つ」、「秘密を知る」、「それを演じる」という流れで、徐々にマジックの創作活動に近づいていくのですが、彼の場合は、「観る」からいきなり「自分で作る」に跳躍した、ある種の才能をもつ「Born to Create」と言うことのできる若手クリエイターです。

今回の初投稿となった『Visitor’s revenge』ですが、数ある彼の作品の中から選りすぐった、特にマニアの喜びそうなものとして提供していただきました。

彼の大好きな『Kick Back』と『Visitor』と『Point of Departure』の3作品を融合して完成したのが『Visitor’s revenge』で、熱い思いが作品のいたるところにちりばめられています。少し複雑でマニアックな部分もありますが、不思議な現象が連続して起こるので、普通の手順に飽きたマニアの方でも、十分に楽しめる作品だと思います。
 



Visitor+Point of Departure+Kick Back複合現象。
 
観客に1枚カードを選んでもらい、赤いKの間に入れ、デックの中に入れる。その後観客の選んだカードが赤いKの間から黒いKの間に移動する。

次に観客のカードを黒いKの間に入れて、カードをつまんでもらうが目の前から見事に消失してしまい、2枚の黒いKのみになってしまう。そのKをテーブルおいて、デックの中の赤いKを確認すると再び1枚の裏向きのカードがある

しかし、そのカードを見てみると2枚の黒いKで、いつの間にかテーブルのKが観客のカードと変わってしまっている





Dream Tourのボーナスとして発表したPoker Faceをさらに発展させた作品です。

「誰もタネを見破ることのできない、カード当て」を意識しました。

マジシャン相手に何かを見せるとき、今、最も気に入っている作品です。



あなたは「ポーカーで最も大切なことを教えるマジックをしましょう。」と言ってトランプを取り出します。

トランプを良く混ぜてもらったのち、あなたは5人分の手札(各5枚)を配ります。

一人の観客に好きな手札の中から自由に一枚選んで覚えてもらいます。

あなたが後ろを向いている間に観客に5つの手札を好きな順番で重ねてもらいます。

向き直り、あなたはパケットをシャッフルした上で再び5人分の手札を配ります。

「どの手札に選んだカードがあるかわかりませんね。これから手札を一つずつ見せていきます。あってもなくても私に悟られないようにポーカーフェイスでいてくださいね!」

あなたは、手札を一つずつ観客に見せていきますが、観客の表情を読み取り、手札の表を見ることなく、観客のカードが含まれているか否か判別していきます

含まれていると判断した手札を観客だけに表が見えるように広げます。あなたは観客の表情を読み取り、表を見ることなく、どのカードが観客のカードであるか当てて見せます





マジックの解説だけで終わらないのが「The Secrets」シリーズの醍醐味です。

好評のプレゼント付きクイズが今回も。正解者の方には、今回もオマケとは思えない、スペシャルなプレゼントが用意されています。

あなたのマジックマニア度を試す、シリーズ最高難易度(?)の問題にチャレンジしてみてください。






「The Secrets」シリーズでは、マジックの創作に大切なことをコラムとして連載しています。今回の内容は、マジック創作の根本に関わる話を分かりやすい切り口から書いています。

さらに、真似をするだけで、あなたも自分のマジックなりのマジックが作れるワークも用意しました。

マジックの創作が初めての方でも、ワークに沿って発想するだけで、上級者の発想の仕方を学ぶことができます。

次のThe Secretsには、あなたの作品が掲載されるかも知れません。マジックの創作に興味のある方は、必読の内容です。






作者には、各作品の背景について、思うところを存分にNotes(考察)としてまとめてもらいました。

紙面の制限を大幅に超える分量(なんと18ページ!)となってしまいましたので、当ショップ限定で、各作者のNotesをお届けいたします。

Notesを通して、作者が作品に込めた思いに触れてください。各作品について、何倍も楽しめるでしょう。















The Secrets IVに収録された、「Final Cut」「メゲラ」はトリックデックを用いた作品です。

A Study In Secretsでは特別に二つのトリックデックをお付けした「DX Edition」をご用意致しました。

他では手に入らない、貴重なトリックデックです。

それぞれ、トリックデック単品で販売するとしたら最低でも3,000円は下らない商品となるでしょう。
いつもA Study In Secretsを応援頂いている皆様に、一週間限定の特別価格でご用意させて頂きます。

また、コレクターの方のために赤青両デックセットとなったオプションもご用意致しました。







商品の発送は、6月19日(木)より順次、行います。


6月19日追記:DX Edition青、赤は完売いたしました。



販売価格 3,544円(税込)
在庫状況 在庫 0 売切れ中
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